ご本人様の確認に,ご協力をお願いいたします

 弊社では,2005年11月改定の提供約款により,加入のお申込みの際に,契約者様のご本人確認(お届けいただいた内容が虚偽でないことの確認)をさせていただいております.(支払い方法によっては,2003年から実施しています.)
   これは,ネット犯罪や迷惑行為(迷惑メールの送信など)に使われたアカウントを調査すると,ほぼ例外なく虚偽の住所氏名で申し込まれたアカウントであるため,迷惑行為等を抑止するための取り組みとして,ご協力をお願いさせていただくものです.
 ご本人確認の実施で,弊社サービスを悪用した迷惑行為は激減しています!
 皆様にはご不便をおかけすることとなり申しわけありませんが,お客様の個人情報保護には万全を期し,ご呈示いただいた証明書類は用済後細断いたします.なにとぞ趣旨をご賢察の上,ご協力をお願いいたします.

ご本人確認の実施について

 新規ご契約の場合は,お支払い方法により以下のとおりご本人様の確認をさせていただきます.

自動引落(口座振替)でお申込みの場合

 手続の中で「加入申込書・預金口座振替依頼書」を郵送いただくステップがありますので,その際に本人確認書類を同封いただきます.
 ※弊社の加入手続きは,「webでの仮申込&申込書セルフプリント」ですので,自動引落でも最短翌日に利用できます.

クレジットカードでお申込みの場合

 弊社がお願いした場合には,本人確認書類の呈示(FAX等による送付)にご協力ください.

ご本人確認の資料について

 本人確認書類をお送りいただく必要がある場合は,以下のようなもののうち1通をお送りいただくようお願いいたします.
 「不要」とされる部分は,塗りつぶすか映らないようにコピーしてください.
 転居等により旧住所が記載されている場合は,それでもかまいません.
 ●公的な証明書(運転免許証,保険証,住民基本台帳カード(住所の記載があるもの),外国人登録証など)のコピー
  ※本籍など,関係ない項目が記載されている場合は塗りつぶしてください.詳細はこちら
 ●住民票の写し(本籍・続柄は不要,コピー可)
 ●ご本人名義の,公共料金請求書・領収書(ご住所とお名前が記載されているもの)のコピー

 ※携帯電話を申し込まれるときに必要な書類と同程度か,若干簡便になっています.
 ※法人様のお申込みの場合は,お申込書についている説明書をご参照ください.

ご呈示いただいた書類の扱いについて

 ご呈示(写しをご送付)いただいた本人確認書類は,お申込いただいた際のお届け内容との一致を確認するためだけに使用し,用済後はシュレッダにより細断いたします.
 お届け内容と違う場合(本人確認書類のご住所が旧住所になっている場合など)は,その部分だけを申込書の余白に控えさせていただいたうえ,いただいた書類は用済後細断いたします.
 いずれの場合も,弊社が取得した情報を目的外に使用することはありません.

ご本人確認の成果について

 ご本人確認の実施前は,どうしても迷惑行為(迷惑メールの送信など)により強制解約に至る事例が少なからず存在していました.
 しかし,皆様のご協力のもとご本人確認を実施するようになってからは,迷惑行為について弊社に寄せられるご報告も激減し,強制解約事例も同様に激減しています.
 このことは,ISPによる本人確認の実施が,明らかに迷惑行為の抑制につながることを意味します.
 虚偽の内容による契約をお断りし,迷惑行為を抑止するために,皆様のご協力をお願い申し上げます.

Q&A

個人情報の不安が叫ばれている折,証明書を見せるのはとても不安です.

 ご懸念はごもっともであり,弊社としても全くそのように存じます.
 しかしながら,迷惑行為等に使われたアカウントはほぼ例外なく虚偽の住所氏名で取得されていることや,迷惑行為が行われれば結局インターネットをご利用の皆様の迷惑に直結することから,ネット犯罪・迷惑行為抑止の取り組みとして,このような対応を実施させていただくことになりました.
 なお,証明書に記載されている内容は弊社にお届けいただく内容と本来同一であり,追加して個人情報の提供を求める趣旨のものではありません.あくまでもお申し出内容が虚偽でないことの確認のため拝見させていただくものですので,なにとぞご理解をお願いいたします.

本人確認の実施で,迷惑行為は本当になくなるのですか.

 少なくとも違法な迷惑行為は相当程度抑止できるものと考えています.
 特に問題となっている迷惑メールや振り込め詐欺などについては,そのほとんどが現行法で違法とされているものです.(迷惑メールについては,ほとんどが特定電子メール法6条等の直罰が適用されうると考えられます.)
 このため,公権力が法令を厳正に執行して行政処分や刑事訴追を行うことで,本来的には違法な迷惑行為は根絶されるはずです.
 しかし,このような行為を行う人は,虚偽の氏名等で通信サービスを利用するなど,訴追の手を逃れているのが現状です.
 ご本人確認の実施により,このような行為にも責任の追及が一段と進み,迷惑行為が抑制されることはほぼ間違いないものと考えています.
 もっとも,現実的には「弊社がご本人確認を厳格化したため,彼らに敬遠されるようになった(他社サービスを利用するようになった)」という可能性もあります.

加入の時に手紙を送ることで,その住所は確認できるのではないですか.

 ご本人確認の実施以前はこのような方法を行っていましたが,悪用を防ぐことは全くできませんでした.
 現実に,私設私書箱(一見通常の住所であり,見抜くことは困難です.)や借名での加入申込が多数存在したため,虚偽のお申込を防ぐためには本人確認書類が必要との結論に至りました.

証明書の住所が旧住所です.どうすればよいですか.

 有効期限が切れていなければ,そのまま証明書としてご使用ください.なお,加入申込書の余白(加入申込書がない場合は,弊社で作成する記録書)に,証明書上の住所を控えさせていただきます.

既存の契約については,どのように取り扱っていますか.

 既存のご契約については,2005年11月改定の約款により,弊社が必要と認める場合にご本人確認書類の呈示をお願いすることとなっています.(改定後の新規ご加入の方で,ご加入時に呈示をお願いしなかった場合も同様です.)

本人確認書類が第三者に開示されるようなことがありますか?

 そもそも本人確認書類はお届け内容と相違がないことを確認する目的で使用し,用済後細断しますので,書類そのものが弊社に残ることはありません.
 お客様の個人情報については,法令で定められている場合(令状による強制捜査,刑事訴訟法に基づく正当な権限による照会など)を除き,開示することはありません.
 通信の秘密に係る事項については,さらに要件が厳しくなっており,非常に厳格に守られています.(通信の秘密を殊更に漏えいさせた場合,行為者が刑罰に処せられるほか,事業者は行政処分を受けます.)
 弊社では,業界団体における「通信の秘密」や「個人情報保護」に関する勉強会に積極的に参加するなど,法令や個人情報保護等に関する理解を向上するために日々努力しています.


本人確認書類の詳細

 本人確認書類については,過剰に皆様の個人情報をいただくことがないよう,以下の点についてご協力ください.
書類お願い事項
運転免許証のコピー住所が裏書になっている場合は裏面もコピーしてください.
本籍,免許の条件等,裏面の臓器提供意思に関するシールの部分などは,塗りつぶすか映らないようにコピーしてください.
保険証のコピー住所が記載されているものに限ります.
療養給付の記録,ご本人以外のご家族に関する事項などは,塗りつぶすか映らないようにコピーしてください.
住民基本台帳のコピー住所が記載されているものに限ります.
住民票の写し本籍,続柄は不要です.
外国人登録証のコピー国籍,世帯主,職業等,在留資格,在留期限,旅券に関する事項の欄は不要ですので,塗りつぶすか映らないようにコピーしてください.