解説

昨年と比べて新鮮味がないかもしれません．しかし・・・

　今年のエイプリルフールの発表は，順当に(?)「個人情報保護法，完全施行」のネタを考えていました．
しかし，少し気になる点も残っていたのです．
弊社は，2003年(フランス語のメールが届かない事象について／Peace Before SMTPへの対応について)，2004年(SPAM発電)のエイプリルフール発表文において，世界から忌まわしい戦争の惨禍がなくならないことに関する批判と，平和への願いをわずかながら表現してきました．
私たちは，国際的な紛争を戦争で解決しようとすることに，強い憤りを感じます．戦争の被害者は常に弱い国のしかも弱者で，いつも何の罪もない子どもたちが命を奪われています．それだけでも，戦争の代償は大きすぎるし，正当化できる理由など見出せないとの考えに達します．
　「戦争だけはやめてくれ」，いつもこのように思います．しかし，会社の立場でそのような主張をいつも行えるわけではありません．そのため，エイプリルフールには平和の主張を少し取り入れてきました．
　今年の内容を考えるにあたり，戦争がまだ終わっていないことから，戦争をやめてほしいという願いを，今度は（できれはこれが最後になるように），正面から伝えたいと考えてきました．
　このため，昨年好評をいただいた「SPAM発電」を，大きく「平和」という問題にシフトさせ，量・質ともに充実させたコンテンツを作ることにしました．前回SPAM発電をお読みいただいた方にもお楽しみいただけると思います．前回ほどの新鮮味はないと思いますが．
　また，最近英語のSPAM，失礼，spamが大量に届くという話をよく聞きます．アンチスパムソリューションを提供する会社の調査によれば，世界の迷惑メールの43%は米国発だとか．ちょっと安直ですが，だったら送り主に返してあげようぜ，というのが今回の思いつきです．

SPAMについて

・もともとSPAMというのは(大文字で書くと)食べ物（肉のカンヅメ）の商品名です．でもなぜか迷惑メールをspamというようになってしまいました．この辺については，昨年の発表をご覧ください．(本文のメールアドレスをクリックすると解説のページにリンクしています．)

資料の正確性について

　今回の数値資料などは，インターネットでの検索，エネルギ関係の本などからの情報などを元にしたほか，全くのでっち上げも含まれています．必要があるかは不明ですが，グラフなどのうち右上に※印（未承諾広告※の※と覚えてください）が付いているものは，全くのでっち上げです．