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2001年4月1日
EditNet株式会社
(お問い合わせ先 support@edit.ne.jp)

選挙制度改正案に抗議声明を発表

この記事はエイプリルフール用のものです.内容は真実ではありません.
 平素はEditNet株式会社をご利用いただきましてありがとうございます.
 弊社は,今般国会に提出された「公職選挙法改正案」について,以下のとおり抗議声明を発表しました.

改正案の概要

 改正案では,「棄権者の扱い」が,現制度と大きく異なっています.

 改正案によれば,「投票しなかった人は,現状に異議がないものと認め,自動的に与党系候補者に投票したものとみなす」となっています.これは各候補者間の公正な競争を大きく妨げるものであり,非常に危険な動きです.

改正案提出の背景

 改正案の提出は,連立与党有志による議員提案の形で行われておりますが,この背景には「マイライン」における与党系電話会社の大きな成功があると報じられています.

 「マイライン」では,棄権者は自動的に「与党系電話会社」に投票したものとされます.「マイライン」の投票率は概ね7%と低く,また,投票者の7割は与党系電話会社に投票していることから,なんと98%の有権者が「与党系電話会社」とカウントされることになります.

 政界においても投票率は減少の一途であり,また与党の支持率も低下の一途であることから,選挙制度に「マイライン」方式を導入することで,支持率にかかわらず与党の得票率低下に歯止めをかけようとするのが,今回の改正案です.

危険な制度を廃案に

 「マイライン」の投票率が低いのは,与党系電話会社の接続料が高いことから,どこも足並みをそろえたような料金しか打ち出せないことに大きな原因があります.ここにも与党系に問題があります.

 このような状況下で,同様の制度を選挙制度に持ち込むことは,3%台の得票で97%の議席が獲得できるという点で,非常に民意をゆがめることになります.

 弊社では,この危険な選挙制度に対してインターネット署名活動を実施しております.世界中どこからでも,フリーメールのアドレスでも,また,怪しげなProxy経由でも投票できますので,どうぞ御陵力をお願いいたします.

 今すぐ署名を!署名用紙はこちら